有限会社 一柳「パティスリーイチリュウ」 / 納富　大輔 様

2015年10月第3期福岡県倫理法人会後継者倫理塾入塾がきっかけ
突然母からの呼び出しがあり、待ち合わせ場所に行くとそこは古びた昭和のにおいがプンプンするマンションでした。
暗い廊下を抜け、呼び出し音を何とか探し当て、勇気をもって予備ベルを鳴らすと女性の声が聞こえ、中へ招き入れてくださいました。
早速入ると、そこにいたのが末政ヒロ子先生（福岡市倫理法人会相談役）でした。
その時に提案頂いたのが福岡県倫理法人会後継者倫理塾だったのです。その当時は後継者になるつもりもなかった私はもちろん反発しましたが、話し合いの末、入塾を決めました。それが私自身の倫理入会へのきっかけとなりました。
入塾の後に知ったのですが、私の祖父は福岡市倫理法人会のチャーターメンバーであり、父は福岡市中央倫理法人会、母は中洲川端倫理法人会に所属しております。
（現在3単会所属）

わが社では朝礼を祖父の代から実践しております。
わが社の社是は倫理法人会生みの親である滝口長太郎先生の唱える「打つ手は無限」です。
全社員が暗記をし、毎朝唱和しています。
困難が訪れるたびに、「打つ手は無限」の精神でそれを乗り越えてきました。
今となってはパティスリーイチリュウのDNAの1つになっています。
倫理法人会を続けているというよりは生活の一部になっています。

後継者倫理塾に入会し、倫理の学びを深めていくにつれ、心境の変化が起こり始めました。
会社の歴史や、創業者の精神、祖父の生き様、そして両親の愛情を感じ、修了式の決意発表の時、私は後継者になることを決意いたしました。
倫理を学んでいなければ今頃どうなっていたかと思うほど、人生が好転したように思います。後継者倫理塾修了後すぐに妻と出会い、とんとん拍子で結婚し、子供にも恵まれました。
自分の決意が固まると、こんなにも見える世界が変わるのかと実感しております。
そして何より仲間が出来ました。これまではいつも孤独感を感じながら生きてきた私にとって心地の良い倫友の存在は本当にありがたいです。
時には腹を割って本気でぶつかるときもありますが、大人になってそんな存在がいることは本当にありがたいですし貴重です。