令和8年度 福岡県倫理法人会活動方針

会長 植木 秀人

スローガン

「真心と熱意」

 福岡県倫理法人会は昭和57年6月13日全国8番目に設立され、今年度で44年を迎え、その翌年は設立45周年の大きな節目となります。これも偏に、歴代会長をはじめ役職者、会員企業の皆様のご協力の賜物であり深甚なる敬意を表しますと共に、厚く感謝御礼を申し上げます。現在県内38単会を拠点に、倫理共同体の輪が拡がっています。倫理運動の創始者丸山敏雄先生の、生誕地である福岡から日本創生への一翼を担う為5ヵ年計画中に、5,000社を達成して参ります。そのためには、令和8年度、年度目標「4300社」を必ず達成し、『揺るぎない4500社』体制を築き、堅実な普及活動を進めて参ります。

 倫理研究所事業方針では、倫理運動創始80周年、また倫理法人会として設立45周年を迎えます。「日本創生」と「地球倫理の推進」を二眼目として推進し、5年間のスローガン「新たな❝むすび❞の世紀へ」を掲げています。分断対立から共尊共栄へ、人・物・自然と融和した生き方を求める倫理実践者を増大。

そのためにも日本人の美質を学び、これまでの「人は鏡」を踏まえ、「明朗愛和」を共通実践として自己の成長を図るとあります。世界を混乱に導いたイデオロギーの時代は終焉を遂げ、人類は、科学技術をコントロールして共存しつつ「和」の精神に基づく新しい価値観を創出して、伝統を踏まえて豊かで潤いのある社会の実現に努力しなければならない。そのためにも、調和協調、自他共尊の日常実践が必要であるといわれてます。

 設立から45周年を迎え、国内10万社を見据え、段階的にこれに挑む。まずは8万社達成に向けた堅実な普及活動により確実な成果をあげる。また「経営者の教育団体」として「明るく、楽しく、為になる」会を全国に展開すると活動方針にあります。今年度も福岡県倫理法人会は、倫理研究所活動方針のもとに企業に倫理を 職場に心を 家庭に愛を の合言葉を胸に万人が幸せになるために、倫理活動を拡げて参ります。

 今年度の福岡県倫理法人会スローガンは【真心と熱意 】と掲げます。我々が学ぶ純粋倫理、創始80周年に立ち会えることは大変なご縁であります。その倫理運動の原点は「世直し」と、改めて自覚する節目です。そのためには、熱意を以って、純粋倫理を深く学び、苦難の時には倫理指導を受け、その実践によって己が救われます。そして自身が倫理体験者となり、ひとりでも多くの隣人に真心と熱意を以って伝えていく福岡県倫理実践者集団になろうではありませんか。創始者が教え伝えて歩んでこられた足跡が、福岡県下各々に残っています。その原点のもとに感謝し、畏敬して力強く活動を進めて参りましょう。

 そして今年度、役職者になられた皆様には、役を通して実践し、企業の発展と、家庭の繁栄、自身の成長へむすびとなるよう "明るく、楽しく、為になる"会として 活動をしていきましょう。

 和のもとは愛和である、人は鏡の実践者となり、真心と熱意で全単会が達成し、目標 4,300社 を越え翌年度、福岡県設立45周年経て、さらなる高み5,000社、1万社へと繋がることが「世直しの精神」と「日本創生」への貢献になる活動と確信しています。


01

普及活動

  1. 今期目標は全単位倫理法人会達成とし「4,300社」を目標設定とします。
    中間目標 令和8年 2月19日  4,200社 を達成します。 方面会 達成20単会
    年度目標 令和8年 5月29日  4,300社 を達成し 6月19日に達成祝賀会を開催します。
  2. 令和8年度100社未満の単位倫理法人会(単会)は、2ヵ年100社復帰を計画し目指します。
    100社復帰計画を地区長・副地区長と立直します。全単会資格復帰を2ヵ年を目指します。
    2ヵ年復帰計画の立直しが困難な単会は、方面長等協議し統廃合の検討をします。(令和8年7月の締日時点50社未満になった単会は方面長等協議し統廃合等の対応を検討する)
  3. 新年度はスタートダッシュ!会長育成と組織運営、また普及目標達成へのモチベーションを高め、充実した会長職を務める為に法人SV、研究員の指導のもと、会長会研修を実施します。
  4. 普及拡充を目的に、地区・単会の現状を把握し普及活動の強化のため、地区長会ならびに県正副会長・正副幹事長会を開催します。
  5. 年度目標達成のため、地区毎に普及セミナーを実施します。また、入会して頂いた方への新入会員オリエンテーションを地区・各単会で実施し退会防止にもつなげます。
  6. 委員長会を開催し、各委員会同士の連携を深め、普及につながる行事を推進します。全国「研修委員会正副委員長会」「女性委員長会正副委員長会」に参加します。
    各正副委員長が参加し、全国の活動を事例をもと、さらなる活性化に役立てて参ります。

02

重点活動

  1. 倫理運動創始80周年・倫理法人会設立45年周年記念行事では、倫理活動の歴史と歩みを深め、全国の倫友との共有を図ります。(令和7年10月3日(金)~4日(土)グランドプリンスホテル新高輪)
  2. 丸山敏秋理事長を迎え、全役職者を対象(入会半年を過ぎた候補者)とした理事長会研修を実施します。(令和8年4月中旬 電気ビル みらいホール)
  3. 経営者モーニングセミナー(MS)ではマニュアルに則った究極的な活性化を図ります。
    MSマニュアル研修を実施し、凛としたMSを開催し未会員が入会したくなる学びを提供します。
    シェア会を通し未会員の入会につなげます。
    未会員参加数の目標を設定し会員増大を図ります。
    自単会出席率40%を目指し、九州・沖縄方面ランキングベスト10 すべてが福岡県と目指します。
  4. 活力朝礼導入企業を推進し、企業と地域社会の発展に寄与します。
    朝礼研修を研究員の指導のもと、地区に分け(北九州、福岡、久留米県南)開催します。
    前期記録をもとに、「職場の教養」を活用する活力朝礼導入企業を各単会3社以上、推進します。
    また会員企業へ訪問指導等実施し、企業発展のために努めます。
  5. 丸山敏雄創始者の命日である、12月14日(前後7日間)に事業体験報告の会を開催します。
    ひとりでも多くの実践体験者を輩出するために、倫理指導を促します。指導を受けたことで事業繁栄・家庭の幸福などが実現した喜びの体験者を各地区より代表者4名を選出します。
  6. 「倫理経営基礎講座」は、役職者と候補者を対象に倫理活動の成立ちから純粋倫理の理解、実践力向上と人財育成の講座です。世直しの原点を理解し、日本創生への実践者となるべく推進します。全国上位を狙い自単会出席率85%以上を目指します。(役職者候補は除きます)
  7. 富士高原研修所での経営者倫理セミナーは、12月30名 2月30名 2回に渡り 計60名で実施します。主に単会三役(会長・専任幹事・事務長)は積極的に受講を促します。

03

組織の充実

  1. 全役職者を対象に倫理研究所事業方針から倫理法人会の目的や倫理活動を推進する役職者としての、自覚と知識を深めることを目的とした研修を実施します。
    「役職者基礎研修」を開催します。 (令和8 年7月18日(土)福岡サンパレスホテル)
  2. 倫理実践者を一人でも多く輩出するため、生活上の苦難などあれば、各単会で倫理経営指導を斡旋して倫理体験者の増大を図るために促します。
  3. 地区では各単会が更なる充実と活性化を図るため、新入会員オリエンテーションを開催します。
    地区毎 年2回 開催とします。(自単会での開催に制限はしません)
    入会2年未満の会員を中心に、会員満足度を高め、退会者0社運動につなげます。
  4. 福岡県設立45周年にあたり、今年度より実行委員会を発足し準備に取り組みます。
    自単会での周年式典は5年10年毎に開催をします。(原則100社未満は本部より式辞は出せません)
  5. 「倫理経営講演会」は動員目標数を100社とし、未会員30%以上で開催します。
    活力朝礼実演・倫理経営の講演を提供し未会員の入会へ結びつけます。(開催の有無等実施する)

04

事務局体制

  1. 倫理研究所での研修指導のもと、単会の円滑な運営、実現のため、組織の改革と併せて事務長、監査、事務局員を対象とした「事務長会」「監査会」「事務局員研修」を 各年2回 実施します。
  2. 定例役員会にて「会計報告」を毎月、「監査報告」を監査より 年3回 開催し、会運営の健全化と透明化を図ります。県監査は倫理法人会の健全な会計処理を実現するため、全単会を対象に監査内容・実施回数等について指導にあたります。問題となる場合は、県三役と協議し対応します。