令和7年度 福岡県倫理法人会活動方針

会長 植木 秀人

スローガン

「鏡」

 福岡県倫理法人会は昭和57年6月13日に全国8番目に設立され、今年度で43年を迎えることとなりました。
これも偏に歴代会長をはじめ、先人たちのご尽力と会員みなさまのご協力の賜物であり深甚なる敬意と、感謝御礼を申し上げます。堅実な倫理活動の輪が拡がり、今年度は38単会を拠点に 『揺るぎない4,300社』を確立し、年度目標 4700社 達成を目指して参ります。

 倫理研究所事業方針では、ひきつづき『「日本創生」と「地球倫理の推進」をスローガンに掲げ、原点となる「世直し」の精神を呼び戻し、ここ数年の事業方針を踏まえて、人間の劣化を防いで向上せしめるため教育諸事業を展開する。とりわけ、日本人の美質を学び、「人は鏡」を3年目となる共通実践として深めつつ共歓共悲の心を養うべく努める。』とあります。
 また倫理法人会活動方針では、『国内10万社を見据え、まずは8万社達成に向けた、堅実な普及活動により確実な成果をあげつつ、中期5ヵ年計画に基づき、段階的にこれに挑む。』とあります。

 われわれ、役職者が取り組むべく倫理研究所の掲げている事業方針とは以下であります。

「倫理共同体」の同士の輪を拡げる

自助自立の精神と矜持を高める

誇りある日本文化の本質を学ぶ

国民それぞれが道徳的背骨を確立

「共尊共生」の理念の実現を目指す

「人は鏡」を会友共通の実践として推し進める

 近年の世界情勢では、戦争、異常気象、食料や資源不足等々の難題があり、人類の悲鳴が聞こえてきます。
わが国でも大自然の災害も頻繁に起こり、社会経済も含め大転換期時代の真っ只中を生きています。
われわれは、この大転換期を乗り越えて行くためにも、6つの事業方針の実践に取組むことと考えます。
また先人から受け継がれている、日本美質美学を磨き高めることが、2大スローガンにつながります。
 そして、「倫理的判断力」を有する、実践体験者をひとりでも多く輩出することで、単会の発展と会員の幸福へと導かれることと確信をしています。

 今年度のスローガンは【 鏡 】と掲げます。家族・職場・地域社会において連帯の絆を深めるためにも「人は鏡」「自分を鏡」と強化し実践実験していきましょう。そして、ひとりでも多くの倫理実践体験者を輩出し、愛和の鏡を仲間たちに照らし、倫理の輪を拡げていきましょう。
 また、5ヵ年計画として福岡県浸透率4%(5415社)を目標に、スマートでハイセンスのある会へと目指し、明るく、楽しく築いて参りましょう。令和8年度は、倫理運動創始80年を迎える年です。 DNAを引継いでいる、丸山敏雄創始者の生誕地である、われわれ福岡県倫理法人会が一丸となり「世直しの精神」と「日本創生」を全国に発信して参りましょう。


01

普及活動

  1. 今期目標は全単位倫理法人会達成とし「4,700社」を目標設定とします。
    中間目標 令和7年 2月19日  4,400社 を達成します。
    決起大会 令和7年 4月4日  4,600社達成に向けて開催します。
    年度目標 令和7年 6月13日  4,700社 を達成し 6月17日に達成祝賀会を開催します。
  2. 令和6年度100社未満の単位倫理法人会(単会)は、今年度2ヵ年計画最終年度となります。
    改めて100社復帰へ地区長・副地区長と計画を練り、立直し、全単会資格復帰を目指します。
    (令和7年7月の締日時点50社未満になった単会は方面長等協議し統廃合等の対応を検討する)
    ※【倫理法人会の規定集】
  3. 普及拡充と単会運営状況を目的に、地区・単会の現状を把握し堅実な普及活動の強化のため、県正副会長・正副幹事長会を実施します。
  4. 年度目標達成のため、地区毎に普及セミナーを実施します。
  5. 委員長会を開催し、各委員会同士の連携を深め、普及につながる行事を推進します。
    全国「MS委員会正副委員長会」「朝礼委員会正副委員長会」に各正副委員長が参加し、今年度の委員会活動に役立てて参ります。

02

重点活動

  1. 経営者モーニングセミナー(MS)ではマニュアルに則った更なる活性化を図ります。
    MSマニュアル研修・MS役割レクチャー研修を実施し、凛としたMSに学びを共感し合えるシェア会を通し未会員の入会につなげます。未会員参加数の目標を設定し会員増大を図ります。
    自単会出席率40%を目指し九州・沖縄方面ランキングベスト10 すべてを福岡県とします。
  2. 活力朝礼導入企業を推進し、企業と地域社会の発展に寄与します。
    朝礼基本マスター研修を開催し、朝礼指導者の育成と委員自身が積極的に朝礼を導入します。}
    朝礼研修を研究員の指導のもと、地区に分け(北九州、3福岡、久留米・県南)開催します。
    「職場の教養」を活用した活力朝礼導入企業を各単会3社以上とし訪問指導にも当たります。
  3. ひとりでも多くの実践体験者を輩出するために、倫理指導を促します。倫理指導を受けたことで事業繁栄・家庭の幸福などが実現した喜びを各地区より代表者4名を選出し、丸山敏雄創始者の命日月に今年度も『事業体験報告会』を開催します。
  4. 「倫理経営基礎講座」は、役職者と候補者を対象に倫理活動の生立ちから純粋倫理を正しく深く学べる講座です。世直しの原点を理解し、日本創生への実践者となるべく推進します。
    自単会出席率80%以上を目指します。(役職者候補は除きます)
  5. 「倫理経営講演会」は動員目標数を100社とし、未会員30%以上で開催します。
    朝礼実演・倫理経営講演を提供し既存会員、未会員の入会へつなげます。(周年同時開催は不可)
  6. 富士高原研修所での経営者倫理セミナーは、1月30名 2月30名 2回に渡り 計60名で実施します。特に単会三役(会長・専任幹事・事務長)は積極的に受講を促します。
  7. 「経営者の集い」は、未会員をお誘いして開催、朝のMSに参加できない方へのナイトセミナーです。最低1回以上の開催とし、入会者フォローと既存会員のフォローを徹底して行います。

03

組織の充実

  1. 全役職者を対象に倫理研究所事業方針から倫理法人会の目的や倫理活動を推進する役職者としての、自覚と知識を深めることを目的とした1泊2日の研修を実施します。
  2. 会長会研修を 3回 実施します。
    新年度のスタートを快く切ってもらうため、組織運営や普及の意義や方法など充実した会長職を務めるために研究員の指導のもと、レベルアップ研修を実施します。
  3. 各単会の更なる充実と活性化を図るため、新入会員オリエンテーションを開催します。
    地区毎 年2回 開催とします。(自単会での開催に制限はしません)
    入会2年未満の会員を対象に、会員満足度を高め、退会者0社運動につなげます。
  4. 倫理研究所方針である、中期5ヵ年計画にあたり福岡県倫理法人会の発展と健全な運営基盤になるよう準備を行う。2大スローガンである「日本創生」と「地球倫理の推進」を全会員が取組める団体になるよう推進します。

04

事務局体制

  1. 倫理研究所での研修指導のもと、単会の円滑な運営、実現のため、組織の改革と併せて事務長、監査、事務局員を対象とした「事務長会」「監査会」「事務局員研修」を 各年2回 実施します。
  2. 定例役員会にて「会計報告」を毎月、「監査報告」を監査より 年3回 開催し、会運営の健全化と透明化を図ります。
  3. 県監査は倫理法人会の健全な会計処理を実現するため、全単位倫理法人会を対象に監査内容・実施回数等について指導にあたります。問題となる場合は県三役と協議し対応にあたります。